膀胱をリラックスさせて尿をためやすくし、膀胱が勝手に収縮するのを抑える効果がある「抗コリン薬」・「β受容体作働薬」を使用します。その他、抗うつ薬なども有効な場合があります。
咳やくしゃみなど腹圧をかけることで尿が漏れてしまう病気です。排尿に関係する骨盤が主に加齢により緩むことによって生じます。まず骨盤底筋体操(尿をもれないように締める骨盤底筋を鍛える訓練)を指導します。
尿が漏れてしまうと、膀胱に十分に尿をためずに排尿してしまう癖がつくので、更に尿をためにくくなり、尿を出す力も弱まってしまいます。頻尿や切迫性尿失禁の治療には、「尿をためる」すなわち「排尿を我慢する」膀胱訓練が有効です。
腎臓がんの治療は一般的に手術が中心になりますが、最近では分子標的治療薬が開発され、がんを縮小させることが可能になってきています。多くの患者さまが手術によってがんを克服されています。がんが小さいうちなら根治が可能であるため早期発見が重要です。
主に肉眼にて血尿が出て発見される場合が多い病気です。診断には腹部超音波検査、尿の中にがん細胞があるか調べる尿細胞診などの検査があります。最終的には膀胱内視鏡検査にて確認します。進行がんの場合、抗がん剤による化学療法や放射線療法がおこなわれます。
前立腺がんは、加齢とともに発生する確率が高くなる病気で、近年日本でも増加傾向にあります。診断はPSA(前立腺特異高原)の採血や、肛門より前立腺を触診する 直腸診。前立腺内に前立腺がんがあるか調べるMRI検査などがあります。MRI検査にて前立腺がんを強く疑う所見があれば、病院施設に紹介し前立腺生検を行います。 治療方法としては、手術、放射線治療や内分泌治療があります。年齢 進行度で治療法が変わってきます。
腎盂・尿管がんとは、尿が集まる腎盂(じんう)と呼ばれる組織と腎臓と膀胱をつなぐ尿管にできるがんのことです。転移がない場合は、手術を行うことが一般的です。リンパ節や他の臓器に転移が見られる場合は、化学療法や放射線治療を行います。
性感染症は若い人の間で増加傾向にあります。最近では15~19歳の女性の20人に1人、20~24歳の女性の15人に1人がクラミジアに感染していると言われています。放置していると、男性では精巣上体炎(副睾丸炎)や前立腺炎、女性では子宮頚管炎や卵管炎、不妊症などになる可能性がありますので、早めに治療を行うことが大切です。
※排尿痛、排膿がある場合は当院までご相談ください
泌尿器のことでお悩みでしたら、東京都中野区にあるやなだクリニックまで、まずはお気軽にお問い合わせください。 患者さまのお話をよく聴き、安心して受診していただけるようなクリニックを目指しています。
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